KUMIMACHIくみまち構想

まちのくらしをみんなでDIY。

カインズは、創業来、地域と共にくらしを営みながら歩んできました。
その間、地球環境の変化や少子高齢化など、くらしは大きく変化し、
地域ごとに様々な課題も生まれてきました。
これからの地域のくらしを、より安心に、より楽しく、
より個性をのばすために。
カインズは、地域の皆さんと協力し、地域の皆さんが主役の、
未来の「まちのくらし」を共に創っていきます。
それが"くみまち構想"です。

"くみまち構想"の実現

昨今、都心への一極集中・少子高齢化・人口減、自然災害の増加などにより、日本各地で様々な地域課題が顕在化してきており、地域社会・経済の持続可能性が危ぶまれています。カインズは、創業以来、「商業を通して社会の発展に貢献する」ことを志に、28都道府県下に展開する228の店舗が、それぞれの地域の皆様のくらしに寄り添いながら事業活動を行っています。私たちはそうした創業以来の志をさらに発展させ、それぞれの地域における困りごとや関心、ニーズに丁寧に耳を傾け、「人々が自立し、共に楽しみ、助け合える、一人ひとりが主役になれる「まち」(≒地域社会)を実現することを目指す、“くみまち構想”を策定しました。それぞれの地域に根ざしたカインズの店舗やそこで働くメンバー(従業員)が、地域の様々なステークホルダーと協働/共創しあえるハブとなり、「まち」やくらしを組み上げていきます。

まちのくらしの共創関係
くみまち=「組む」+「まち」

くみまち15の共創価値領域

カインズでは、日本の地域やくらしが抱える様々な課題を「くみまち15の共創価値領域」として分類し、それらを地域のステークホルダーと共に創る「3つの共創価値」で整理しました。1.環境や防災・災害対応などまちのライフラインとして「安心な」生活の土台を築く領域から、2.地域産業の振興や教育・子育てなど地域需要を創造し、くらしの課題を解決することで日常を「楽しく」する領域、そして3.地域にくらす一人ひとりの方が「自分のやりたいことを見つけ、できる」ようになり、自分らしいくらしを実現できるようになる領域です。

くみまち15の共創価値領域

環境領域の活動

カインズのある「まち」ごとカーボンゼロ

いま、最大の社会的課題となっている環境保護についても、全社を挙げて取り組んでいます。“くみまち構想”の具体策第1 弾として、2050 年までのカーボンゼロ(CO2 排出量実質ゼロ)実現にむけた目標を策定しました。2025 年までに自社店舗・オフィス・倉庫など建屋のカーボンゼロを達成した上で、2050 年までにカインズのサプライチェーン全体のカーボンゼロを達成すると共に、それぞれの地域のお客様・お取引先様・自治体・NPOなど様々なステークホルダーと協働/共創することで、カインズのある「まち」のカーボンゼロ化へ向けて取り組んでまいります。目指すのは、“カインズのある「まち」ごとカーボンゼロ”です。

2025年目標(スコープ2)

自社の店舗・オフィス・倉庫のカーボンゼロ達成

2050年目標(スコープ1、3+α)

"カインズのある「まち」ごとカーボンゼロ"
①カインズのサプライチェーン全体のカーボンゼロ達成
②カインズのある「まち」のカーボンゼロ達成にも貢献

カインズのある「まち」ごとカーボンゼロ構想図(環境省:グリーン・バリューチェーンプラットフォームより引用し、一部改変)

くみまち学校

くみまち学校

くみまち学校は学校では教えてくれない「生きる力」を体験(DIY)を通じて学ぶ場です。「くみまち学校」の取り組みに賛同いただいた、企業や教育機関、自治体を共創パートナーとし、地域のくらしの課題を自発的に解決する機会を提供。くみまち学校の教育プログラムは、早稲田大学日向野教授と共にリーダーシップ教育を研究実践する教育企業と共創する事で体験の中で自分のリーダーシップに気づき・伸ばすように構成されています。