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私たちにしかできない価値を創出し、「くらしDIY」を文化に
カインズは創業以来、「商業を通して社会の発展に貢献する」ことを志に、全国に展開する店舗とそこで働くメンバー(従業員)が、それぞれの地域の皆様のくらしに寄り添いながら事業活動を行ってまいりました。2026年2月末時点で、店舗数は29都道府県下に263店舗、5,874億円となっています。これも皆様のご支援の賜物と深く感謝申し上げます。
私たちカインズは、日本型のホームセンターという業態を立ち上げた1978年の創業以来、オリジナル商品の開発へと舵を切った2007年のSPA宣言、ITを積極的に活用した新たな購買体験を提供するIT小売業宣言と、小売業やホームセンターの枠にとらわれないさまざまな挑戦を続け、お客様一人ひとりの自分らしいくらしをサポートしてきました。
AIをはじめとするテクノロジーの急速な進化により、お客様の日常のくらしやその中でのニーズが劇的に変化しており、弊社の事業も大きな変革を求められています。
2019年を第3創業期のスタートと位置づけて「次のカインズを創る」ためのさまざまな施策に取り組む中、カインズでは新たに「くらしDIY」をブランドコンセプトとして策定しています。誰もが自分らしい幸せ、自分らしい生き方を求める「くらし多様化」の時代に、お客様一人ひとりの、ご家族の、そして地域の日常を楽しくしていくことができるよう、自らが創ってきたカインズという枠をこえて、モノを売るカインズから創意工夫のアイデアを届けるカインズへと進化していきます。
「くらしDIY」の根底に流れているのは、カインズならではのライフスタイル提案です。自ら取り組むくらしの創意工夫の全てが「DIY(Do it Yourself)」であると考え、DIYの裾野を広げ、「くらしDIY」を文化として昇華できるように取り組んでいます。デジタル領域では「ホームセンターを遊び倒すメディア」をコンセプトにした『となりのカインズさん』を通じて、くらしを豊かにするための情報を発信しています。また、ユーザーコミュニティの「CAINZ DIY Square」を通じて会員同士の交流を促進し、くらしのアイデアの発信や発見ができるあたたかさが魅力の場を提供しています。
そして、それぞれの地域における困りごとや関心、ニーズに丁寧に耳を傾け、人々が自立し、共に楽しみ、助け合える、一人ひとりが主役になれる「まち」(≒地域社会)を実現することを目指す『くみまち構想』に基づく施策も次々と始まっています。社会課題を「環境」や「防災」「多様性」など15の領域に分け、小学校高学年を対象に授業化した「くみまち学校」が2023年4月から埼玉県のカインズ3店舗で本格開講し、学校では教えてくれない「生きる力」を、体験(DIY)を通じて学ぶ場を提供しています。
地域のハブとなりうる「店舗」、社名の由来ともなったKindness(親切心)と、なんでも自分で取り組んでみようというDIYの精神を持ち、自らも地域にくらす約2万7,000人の「メンバー」、お客様の声を生かして開発された、カインズでしか買えないくらしに寄り添う「商品」、そしてIT小売企業を目指して日々磨き続ける「デジタル」の知見。これらを最大限に活用し、カインズがある全ての「まち」のくらしを、「もっと心地よく、もっと楽しく、もっと快適に」していきます。
カインズは今後も、商品やサービス、店舗、企業インフラなどすべてにおいて、従来のホームセンター・小売業の概念を超えた新しいビジネスモデルを構築し、一人ひとりの、ご家族の、そして地域の毎日を明るく楽しいものにできる世界の実現に貢献してまいります。そして「くらしDIY」を文化へと昇華する、私たちにしかできない価値を創出してまいります。
株式会社カインズ 代表取締役社長 CEO