ザスパのオシャレ番長 中塩大貴選手の家族と歩んだサッカーの道【おせっカインズ 9】
- 2023.08.03
- おせっカインズ
2023シーズンからザスパクサツ群馬に加入した中塩大貴選手。DFとして左足から繰り出す正確なパスが試合を盛り上げ、プライベートではエンタメ好きとか。そんな中塩選手のコンディションの整え方や家族と歩んだサッカーの道についてお聞きしました。
お香やアロマキャンドルで気分転換

僕は睡眠をとらないといけない体質みたいで、足りないと体調が悪くなってニキビや口内炎ができたりするんです。22時30分に寝るのが理想ですが、ナイトゲームのときは興奮状態に入っていて、寝るのが24時をすぎてしまうので体のケアをしてから寝ています。僕の睡眠のボーダーラインは7時間半です。
群馬に来てから、気分を変えるときはお香とかアロマキャンドルとかを焚いています。お香は3つ買って、ホワイトティーっていう良い匂いのお茶と柑橘系の爽やかな感じのもの、あとは定番のお線香みたいな香りです。
試合の日は勝負パンツと玄関掃除で幸運を呼び込む

ゲン担ぎは……試合のときに同じパンツをはいています。勝負パンツなんですかね。特に理由はなくて、はきやすくて質が良いんです。
他は……玄関掃除して出ていくとかかな。玄関って幸運の入り口って言うじゃないですか。でも、占いやおみくじはやらないです。やったらはまりそうですけどね(笑)。
ルーティンは、自分の気持ちを落ち着かせるために、エンブレムをつかんで、ちょっと精神統一して、3回ジャンプしています。ルーティン+ゲン担ぎみたいな。始めたのは高校生のときからかな。僕にとってはこのルーティンは重要ですね。
試合の前は自分的にはあまり緊張は感じていないです……試合はあまり緊張しないタイプかもしれないです。でも、緊張する試合もあります。今年だったら3月の清水エスパルス戦はちょっと緊張したかな……。スタジアムの雰囲気がよかったし観客がいっぱいいたし、相手がエスパルスというのもあって。ちょっと緊張したかな。
ジブリの「人生のメリーゴーランド」を生で聴きたい

最近なかなか行けないのですが、舞台鑑賞が好きです。ルーツを話しますと、高校生の時に舞台鑑賞会の授業で中国雑技団とかゴスペルとかを観て面白いなと思って。だいたい寝ちゃう人が多いんですが、僕はとても好きで見入っちゃってました。
大学生の時に豊洲(東京都)にステージアラウンドという360度回転する新しい劇場ができたんですよ。そのこけら落としに劇団☆新感線の『髑髏城の七人《花》』が上演されて、面白そうだなと思って観に行きました。
今は日程がなかなか合わなくて行けないのですが、生のオーケストラを聞きに行きたいです。映画「ハウルの動く城」の「人生のメリーゴーランド」という久石譲さんの曲は、音色がすごい好きで動画で観たりしているのですが生で聞いてみたいです。
ザスパのおしゃれ番長はストリート系が好き

ファッションは好きですね。最近好きなブランドはWACKO MARIAで、ストリートっぽい感じですかね。色は黒とかモノトーンが好きです。
僕が一番好きなのはパーカーです。1枚で決まるじゃないですか。ただ、パーカーは夏は着れないんですよね、暑いから。僕、とんでもない汗っかきなんですよ。練習着が汗で絞れるくらいです。あと白米食べるだけで汗がいっぱいでるんですよ。だから外出先で辛い物が食べられないです。
家族と共に歩んだサッカーの道
ふだんの生活で大切にしていることは……結構、オンとオフがはっきりするタイプかもしれないです。練習場を出たらあまりサッカーのことは考えないで切り離したいタイプです。サッカーのことをふだんの生活では話さないです。でも、実家に帰ると家族がサッカーの話をしたりDAZNを見たりするので自分でも話します。
僕のサッカーの始まりの話になってしまうんですが……地元の飯能(埼玉県飯能市)で父がサッカーのコーチをしていて、兄がそのチームに入って父の指導を受けていたんですね。母が試合を観に行くので僕がついていったのが始まりでした。父と兄がいるから自然な流れでサッカーを始めました。
サッカーを続けている中で転機が3回あるんです。最初は小学校3年生のとき。父に「もうちょっと強いチームに行かないか?」と言われました。それまで地元の少年団にいたのですが、江南南という熊谷(埼玉県熊谷市)にあるチームに移ったんです。自宅から高速道路を使って1時間くらいですかね。僕が江南南に移ったことで、父はコーチを辞めて僕の送り迎えに徹するという形になりました。そこから父と僕、家族とのサッカーの道がだんだん始まったのです。
中学になって浦和レッズのジュニアユースに入れてもらえることになって、そこからですかね。この道でしかいけないというか……そのときは重圧というわけではないのですが、親が僕に対して寄せている想いとか期待を感じて。中学から浦和レッズジュニアユースに通っていて、地元の飯能から練習場がある与野本町(埼玉県さいたま市)まで遠かったんですよね。
授業が終わる頃に母が学校まで車で迎えに来てくれてて、車の中で着替えて電車に乗ってギリギリ練習に間に合うというのを中1の夏までやっていました。帰りも夜の11時半とかになっちゃうからきついなとなって。それから父と2人で川越(埼玉県川越市)に引っ越しして、アパート借りて父との二人暮らしが始まりました。だから僕は、中学の3年間は生まれ育った地元を離れて川越で過ごしたんですよね。
そうなると家族の協力が必要になってくる。父は勤め先が飯能なので朝早く起きて勤め先にいって、僕は中学校から帰って練習に行ってアパートに帰ってきて。父は仕事が終わったら、母が実家で作ったご飯をアパートに持ち帰ってきて、僕が食べて寝るという繰り返しでした。
それだけかけている想いと大変さとがあって。やっぱりアパートを借りているからお金もかかるじゃないですか。だから親の期待に対する「この道を外れてはいけない」という想いと、僕自身が「サッカーをやりたい、楽しい」という気持ちを持ちながら日々を送っていました。
でも、高校の時に迷いが生じたんです。僕は小さい頃から「サッカーのことだけを考えるのが当たり前」と思って過ごしてきたんですが、周りのクラスメイトがアルバイトで稼いだお金で遊びに行ったり好きなものを買っている姿を見て「サッカー以外にも選択肢があるんだな」と羨ましく見えちゃったんですよね。
父と兄の影響があったとはいえ、やらされている感覚はなくて、僕がサッカーを好きだったしやっていて楽しかった。だからサッカーをやめようとはならなかったですね。
サッカーの何が楽しいのか……やっててワクワクするというか、全部が楽しいです。ボールを蹴ることが楽しいです。でも走るのは嫌いでした(笑)。
脱線しましたね。質問は生活で大切にしていることですよね。オンとオフを切り離すっていう話でしたよね。
オフは……周りの選手から言われるのですが「マイペースだね」と。オフとかもゆったりしたいです。サッカーのことを考えないように。
ファンへのメッセージ
僕がJリーガーになった年にコロナが始まって、僕自身は2020年は第1節しか声出し応援を経験していなかったんです。それ以降、コロナで声援がありませんでした。去年(2022年)の途中から解禁になって、ちょっとずつ声出し応援ができるようになりました。
今は制限がなく応援ができるようになったのをみると、声援の力ってすごいなと思います。勝ったときの草津節が僕はすごい好きで、ファン・サポーターに勝利を届けてそれを共有できる時間がとてもいいなと思いました。
引き分けや点を取れば勝てるぞというときや試合の終盤に、さらに一段とみなさんの応援の声が大きくなって、みなさんの期待を感じる瞬間というのを最近よく感じています。ゴール裏から「もう1点とってくれ」という願いや、勝っている時に「守りきってくれ」という熱をすごく感じます。
なかなか選手のふだんの生活をファンの方が知る機会がないので、こういう機会で僕がふだんどういうふうに試合に向かっているのか、どんな生活をしているかとか人間的なところを知ってもらえるとありがたいです。
インタビューを終えて
子どもの頃、実家近くのカインズにご家族と買い物に来てくださっていたという中塩選手。ネコとイヌが大好きで、実家で飼っている様子をインタビューの時に見せてくださったときの笑顔は、とてもほっこりしていました。家族と共に歩んだサッカーの道についてはインタビュー中のほんの数分にもかかわらず、中塩選手のサッカーの喜びとつらさとプロになる覚悟と大変さと、様々な体験が伝わってきました。これから試合の見方が変わりそうな感じがしました。(T1)
プロフィール

中塩 大貴(なかしお だいき)
背番号:36
ポジション:DF
身長:181cm
体重:67kg
生年月日:1997年6月8日
出身地:埼玉県
利き足:左
所属履歴:加治サッカースポーツ少年団→江南南サッカー少年団→浦和レッズJrユース→浦和レッズユース→立正大→ヴァンフォーレ甲府→横浜FC→ギラヴァンツ北九州(期限付き移籍)
https://www.thespa.co.jp/game/2023/player/36_nakashio/
個人SNS
https://www.instagram.com/d.in_salt20/
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おせっカインズとは
くらしDIY」を新たなブランドコンセプトに掲げるカインズが、ザスパクサツ群馬の選手・スタッフのDIYなくらしをおせっかいに深堀りします。試合とは違った選手の魅力をぜひご覧ください。
カインズは2006年からオフィシャルユニフォームパートナーとして、ザスパクサツ群馬を支援しています。カインズ創業の地であり、数多くの店舗を有するホームタウン「群馬」において、地域の課題を解決すると共に活性化を図り、群馬の誇りを創る「共創」のパートナーとして活動を行っています。
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