地域と共に、環境と共に カインズ亀岡店が目指す“循環型まちづくり”
- 2025.05.21
- くみまち・サステナビリティ出店・店舗
カインズ 亀岡店は、2021年に京都府亀岡市と「かめおか環境パートナーシップ協定」を締結。ごみ拾い活動参加や不用園芸用土の回収、アップサイクル工房、リサイクルステーションの設置、CO2フリー店舗化など、多様な取り組みで地域の循環型社会に貢献しています。
地域に根ざしたカインズの店舗やそこで働くメンバー(従業員)が地域のステークホルダーと協働・共創しあえるハブとなり、「まち」やくらしを組み上げていく「くみまち構想」のモデルとなる店舗です。

亀岡の地域とともに歩んできた店舗での取り組み
■地域とともに育む清掃文化 オープン前から続く“街のきれい”の習慣
亀岡店オープン(2021年)前から地域の清掃活動にメンバーが参加。地元Jリーグクラブのホームゲームの日に行われる清掃活動や、毎月8日に行われるモール内の清掃活動のほか、毎年3月に開催される「保津川の日」など地域の清掃イベント(写真下2枚)にも積極的に参加しています。


<亀岡店 店長 加納英明さん>
開店当初から市と連携したごみ拾い活動を継続しており、店舗メンバーは地域の中での環境への取り組みとして責任感と使命感を持って取り組んでいます。
真夏の暑い時期でも、地域の中で「カインズ」という企業を背負う意識を持ちながら前向きに取り組む姿勢は、亀岡店メンバーの強みです。
こうした環境活動への参画は、地域と環境へのより広い視点を持つことにもつながっており、様々な活動へと波及して地域との絆を深めていると感じています。
■不用な土を「地域の資源」へ 亀岡発・「園芸用土の水平リサイクルシステム」
現在、カインズの3店舗(亀岡店、前橋みなみモール店、青梅インター店)で行われている不用園芸用土の店頭回収は亀岡店から始まった取り組みです。可燃ごみとして出すことのできない園芸用土を店舗で回収し、メーカーと連携して回収した用土をリサイクル・再販売しています。この取り組みは環境省主催第12回グッドライフアワードにおいて、「実行委員会特別賞 地球と人への想いやり賞」を受賞しています。

<亀岡店メンバーのコメント>
●「くみまち構想」を担当するCSV推進部と連携して、「土は燃えるごみとして捨てられない」というお客様の困りごとに着目したことから始まりました。お客様へは、カインズアプリや市と連携した情報発信を通して周知をはかっています。
いまではお一人で1回に5~6袋を持ち込む方もいらっしゃるなど、地域の方々とのつながりがさらに深まっていることを実感しています。
今後は、お客様が亀岡店に持ち込んでくださったからこそリサイクルできている「循環型園芸用土」にも、もっと興味を持っていただきたいと思っています。環境に配慮しながらお客様の課題解決に取り組むこの活動が、より多くの店舗で実現できればと思います。

■“廃材が教材に”アップサイクル工房がひらく新しい環境学習のかたち
DIY×リユース・リペアのアップサイクルモデルを構築し、くらしの一部として取り入れることを目的とするこの取り組みは、主に店舗で排出される廃材を材料にして行うワークショップです。
材料の選定からメニューの価格設定までを店舗メンバーが中心となって行っており、市からの要請で高校の授業としても取り入れられるなど、“ワークショップ”の枠をこえ、地域の環境教育として広がりを見せています。



<亀岡店メンバーのコメント>
●お客様には、廃材がどのような経路をたどってきたものか、それがどう生まれかわるかを必ず伝えています。
ただモノづくりを楽しむだけでなく、限りある資源の循環や背景についてお話しすることで、普段意識しない廃材の種類や用途に驚かれる方も多く、新たな気づきの場になっていると感じています。
DIYワークショップ運営メンバーと協力しながらチームで議論を重ねることで自分自身の理解も深まり、より的確にお客様へお伝えできるようになっています。
●参加される方が柔軟な発想で想像以上のものを制作するアイデアを出してくれるなど、ワークショップが「廃材=よいものをつくる素材」として、見方を変えるきっかけづくりとなっていることを実感しています。
この活動を通して、カインズが自分自身も住む「まち」で、地域の方々に受け入れられていることがうれしいです。「くらしDIY」として地域の方々の環境意識を育む手助けができていることを誇りに思い、これからも地域に貢献できる活動を続けていきたいです。
地域との信頼が実を結ぶ――取り組みの継続が導いた受賞と新たな連携
カインズ 亀岡店での継続した取り組みが実を結び、「かめおか環境賞」(2024年11月)を受賞。また、カインズと亀岡市が包括連携協定を締結しました。
■“環境先進都市”からの評価 亀岡店、かめおか環境賞を受賞
市民の環境問題に対する意識醸成に大きく寄与していると評価され、「かめおか環境賞」を受賞しました。
環境保全の取り組みを広く認知させ、地域全体の環境意識の向上を目的として制定された表彰で、具体的には ①プラスチックごみの削減に大きく貢献している事業 ②環境保全活動を積極的に行っている市民や団体 ③持続可能な社会の実現に向けた取り組み が評価の対象です。
■次のステージへ カインズと亀岡市が「包括連携協定」を締結
2024年12月13日(金)、カインズと亀岡市が「包括連携協定」を締結しました。カインズと亀岡市の両者で、亀岡市における様々な地域課題に対して連携して取り組むことを目的としています。様々な領域での亀岡市との連携に加え、亀岡店がオープン3周年を迎えたことを機に、亀岡市との連携をさらに強固なものにし、これからも地域の活性化と発展に寄与していきます。
■亀岡店のこれまでの取組み
2021年
・「かめおか環境パートナーシップ協定」締結
・亀岡市×カインズの常設の共創ブースを店内に設置。市の環境活動を啓発展示
・段ボール什器、脱プラカトラリー・給水機設置(カフェブリッコ)、紙袋導入
・地域清掃活動参加(保津川の日、京都サンガホームゲーム、かめおか環境デーなど)
・リサイクルステーション設置
・充電式電池回収ボックス設置
2022年
・EVサービスカー導入
2023年
・園芸用土の店頭回収・リサイクル・再販売(循環型培養土)
・廃材を利用したアップサイクル工房(ワークショップ)
・リバーフレンドリーレストランにポップアップ出店
・店舗の実質CO2フリー化(太陽光パネルによる自家発電・自家消費+非化石証書の購入)
2024年
・第1回かめおかクリーンCUP(市主催)に協賛
・カインズ×亀岡市×亀岡高校による「アップサイクルコラボ企画」
・こども服の譲渡会
<エリア担当者のコメント>
「かめおか環境賞」受賞と亀岡市との包括連携協定締結は、2021年に亀岡店がオープンしてから3年間、店長を中心に、店舗メンバーや全員が一丸となり「くみまち構想」の実現にむけて取り組んできた成果だと考えています。
今回紹介している取り組みの他にも、「こども服の譲渡会」の開催や「保津川の環境保全活動」への参加など、数多くの活動に対して店舗メンバーが主体的に取り組んでくれました。今後も地域との協働、共創を通じて「くみまち構想」のモデル店舗として地域貢献につながる取り組みに貢献していければと考えています。
<CSV担当者のコメント>
亀岡店のオープンに際し市と締結した「かめおか環境パートナーシップ協定」を機に、亀岡店を環境課題に取り組む旗艦店とするため、環境先進都市である亀岡市と地域課題に対して取り組みを重ねてきました。その成果が評価され「かめおか環境賞」を受賞できました。
私自身はオープン時にはエリア担当として、2023年からは「くみまち構想」担当として亀岡店と市の共創・連携に携わってきましたが、亀岡店メンバーの協力と前向きな姿勢があったからこそ、地域との結びつきが強く、また広がってきたと感じています。
今後は包括連携協定を新たな出発点とし、亀岡市とより深い信頼関係を築きながら、地域の活性化と発展に貢献していきます。
この亀岡店での取り組みを良い事例として、各地域の旗艦店を中心に「くみまち」活動がさらに拡がればと思っています。
これからも、カインズは地域との協働、共創を通じて地域貢献につながる取り組みを続けてまいります。
参考:
カインズが亀岡市と「包括連携協定」を締結 ~くみまち構想の実現に向けて連携をさらに強化~
カインズが第12回グッドライフアワード実行委員会特別賞を受賞~「園芸用土の水平リサイクルシステム」の構築が評価~
カインズ初の取り組み 環境先進都市の亀岡市と「かめおか未来づくり環境パートナーシップ協定」を締結 ~合言葉は、『さあ、一緒に。「まち」と「未来」をDIY』~
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