「いつもの食器を保存容器に」生活者として挑んだシリコーン製フードカバー
- 2025.10.21
- 商品・サービス
2020年1月にオフィス用品のアシスタントバイヤーとして着任し、今はキッチン用品のマーチャンダイザー兼バイヤーとして活躍するTさん。商品の開発に一番大切なのは、「生活者であること」だと言います。

店舗から商品部に異動することが決まったときは、正直戸惑いました。異業種に転職するのと同じくらい何をするか分からないということは、自分の生活者としての感覚をどのように生かしていいのか分からない、ということですよね。頭を抱えましたね。経験がある周りの先輩たちも、不安を煽ってくることしかしないし(笑)。でも、実際に来てみたら、毎日充実。楽しいですね。来てよかったです。
商品部に着任してすぐ、コロナ禍になってしまって。展示会はない、商談もできない。やれることがほぼない。商品部のメンバーとして早く一人前になるために、やれることはないか必死に考えて、新聞や業界紙、Webサイトなどをひたすら読み込み、情報を収集していました。
この「シリコーン製フードカバー」は、「いつもの食器を保存容器に」をテーマに開発しました。余った食品を保存容器に移すという作業と、その食器を洗うという作業、そんな「名もなき家事」を何とかしたいと考えたんです。僕の担当でもある「HAJIKU」と「軽スタ」といった、カインズイチ押しの定番食器にも合うサイズにしました。

汚れがつかない「HAJIKU」に軽くてデザイン性がある「軽スタ」。お客様に感じていただける価値を十分に兼ね備えた商品ですが、ラップが使えず「いつもの食器を保存容器に」できないのは……。生活者の視点でくらしの困りごとを解決しないと!の一心で取り組み、1年かけてようやく完成しました。

料理してお皿使ってご飯を食べて、水筒で水を飲んで……。そうした日常のくらしの中で、「この不満を解決するのにこのぐらいの金額だったら、この商品を買うな」って、困りごとに価格をつける感覚も常に養っています。業界の空気に馴染んで、「この機能でこの価格が当たり前」なんて発想をしだしたら、生活者としての感覚が損なわれた証拠です。開発者である前に、生活者でありたいんです。
こんな想いで開発した「シリコーン製フードカバー」。おかげさまで想定を大きく上回る反響をいただきました。うれしいですね。
■商品
シリコーン製フードカバー
https://www.cainz.com/g/4550596029337.html
商品に込めたKindness
カインズの企業理念のコアバリューのひとつに、「Kindnessでつながる」があります。すべての事業活動と周りの人々に対して、常に「Kindness:親切心」を中心においてつながることを大事にしています。
お店でお客様と接する時と同じように、お客様のことを想い、お客様目線で開発しているカインズのオリジナル商品。「商品に込められたKindness」では、商品開発担当者のインタビューを通して、オリジナル商品が開発された経緯や開発にあたって大切にしていることなど、開発商品に込められた「Kindness」についてお伝えしています。
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