7cmから生まれたくらしに寄り添う収納Skitto―スキット―
- 2026.06.12
- 商品・サービス
シリーズ累計販売数180万個。2016年にグッドデザイン賞を受賞した「整理収納ケースSkitto(スキット)」は、くらしの“片づけ”に寄り添う商品です。開発を担当したYさんにその背景と想いを聞きました。

収納ケース「キャリコ」の発売以降、大きなヒット商品が生まれず、次の一手を探していた頃のことです。競合商品やカタログを見続ける日々の中で、ふと目に留まったのがライフスタイル誌の「整理収納」特集でした。そこに載っていたのは、モノではなく、片づけを通じた“くらし”そのものの提案。当時のカインズでは、整理収納のノウハウや見せ方まで踏み込めていないことに気づきました。
そんな折、社内で整理収納アドバイザー資格の講座を受講し、講師に相談する中で強く感じたのが、つくる側と使う側の間にあるギャップでした。つくる側は、お客様の使い勝手や機能性はもちろんのこと、効率よく生産し売場に並べることも踏まえてデザインを考えます。一方で使う側は、側面が斜めだとデッドスペースが生まれることや、内側はカーブしているほうが掃除しやすいと感じていました。開発が、知らず知らずのうちに、つくる側の都合に寄っていたのです。

改めて、入れるモノと収納する場所のサイズを測り続けました。キッチン、食器棚、衣装ケース、ランドリー、パントリーなど、くらしのあらゆる場所を測る中で浮かび上がってきたのが「7cm」という単位でした。この基準があれば、空間に無理なく収まり、くらしが自然と整っていくと感じました。

幅・高さ・奥行を組み合わせて使えるモジュール設計とし、用途や場所を選ばない収納へ。食品や日用品を使った見せ方にも工夫を重ね、「どこで、どう使えるか」が伝わる媒体や売場づくりを目指しました。商品開発後、店長として店舗に異動し、お客様がSkittoを手に取る姿を目にしたとき、その価値がくらしの中で受け入れられていることを実感しました。
Skittoは、見せる収納と隠す収納、そのどちらにも寄り添える商品です。使う人のくらしにやさしく寄り添い、無理なく整う心地よさを届けたい―そのKindnessな想いは、これからも変わりません。
■商品
整理収納小物ケース Skitto(スキット)
https://www.cainz.com/g/4549509198765.html
商品に込めたKindness
カインズの企業理念のコアバリューのひとつに、「Kindnessでつながる」があります。すべての事業活動と周りの人々に対して、常に「Kindness:親切心」を中心においてつながることを大事にしています。
お店でお客様と接する時と同じように、お客様のことを想い、お客様目線で開発しているカインズのオリジナル商品。「商品に込められたKindness」では、商品開発担当者のインタビューを通して、オリジナル商品が開発された経緯や開発にあたって大切にしていることなど、開発商品に込められた「Kindness」についてお伝えしています。
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